買って良かったすごい中華イヤホンベスト3【KZ編】

買って良かったすごい中華イヤホンベスト3
こんにちはgaito777です!

最近、中華イヤホン沼にハマってます。日本や欧米のメーカーよりずっと安いのですが、驚くほど良い音がします。

私は10万円以上するような、SONY、SHUREそしてBOSEなどの超高級機を聞いたことがない安い耳なので、そんなハイスペックモデルと音の比較はできないのですが、数千円でこの音なら圧倒的なコスパと断言できます。
今回は、いままで買ってきた中から「これを黙って買っておけばOK」の優秀な中華イヤホンをご紹介しようと思います。


買って良かった中華イヤホン


前から中華イヤホンはちょこちょこ買っていたのですが、ここ2-3年、大体2019年辺りから性能が一気に進化しました。 

最近の中華イヤホンは、値段より数段上の音が出ますので、正直もう同価格帯なら中華イヤホンを買わないと確実に損をすると思います。 

2-3万円クラスの有名メーカーのイヤホンでも、勝てるかどうか怪しいところです。私の好みがマッチしているからかもしれませんが、それらよりも後述するような中華イヤホンの方が勝っている場合が多いように感じています。

その代わり、故障、修理、返品など、なにかトラブルがあった場合、解決するのが面倒場合が多いですので、そこら辺は覚悟が必要です。 

また販売するショップによっても違うのですが、Amazonで買う場合でも、中国から発送するものもあります。こういうのは到着まで時間がかかりますので注意が必要です。問題ないなら無難にAmazonが販売してAmazonから発送するものを選べば安全でしょう。最低でも信用できるショップ以外は、Amazonからの発送を選びましょう。

いつもより買うときに気を付けて、よく見て注意深く口コミを調べてから注文するようにしてください。


中華イヤホンもメーカーは様々です。最近ではモバイルバッテリーで有名なAnkerもイヤホンを作るようになりました。新しく発売した「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」など、ノイキャン(ノイズキャンセリング)がすごく評判がいいですね。

私はフラットから弱ドンシャリくらいの傾向の有線イヤホンが好きなので、いつのまにかKZのイヤホンばかり買うようになりました。KZは低音が良く出るイヤホンが多いです。


では、KZのイヤホンが急激に進化を始めた、2019年あたりに買ったイヤホンから順番にご紹介します。

KZ ZSX


KZ ZSX

発売:2019年8月 

こちら5BA+1DD(5バランスドアーマチュア+1ダイナミックドライバー)を搭載した、いわゆる多ドラハイブリッド型の中華イヤホンです。音の傾向は低音強めです。

元々気に入ってずっと使っていた、いわゆるフラット系のイヤホンCCA C12から乗り換えました。ZSXは低音が強いイヤホンなので最初は驚いたのですが、かといって中高音が引っ込んでいるわけでもなく、中高音もなかなか聞きやすかったです。

口コミでは「音質が良い」と好意的な意見と、「バランスが悪い」とか「音がバラバラ」との否定的な意見もあって賛否いろいろでした。購入後実際に試してみて、私はネガティブには感じませんでした。もしろ楽しく曲を聞くことができたので、次のZAXを買うまではずっと使っていました。

振り返ってみれば、この頃から中華イヤホンが一気に進化が始まったように感じます。このZSXの前のZS10 proくらいから口コミの評価がすごく良くなりました。

もう型落ちなので通常価格なら手を出さない方が賢明ですが、極端に安売りしているなら、今でも十分楽しめるイヤホンです。我が家ではまだ現役です。



KZ ZAX


KZ ZAX

発売:2020年8月 

ZSXの次に買って感動したのがこちらZAXです。

最初にこれを使ったときは衝撃的でした。低音はZSXに及ばないものの、ZSXより低音・中高音はクリア、音も近くで鳴るので本当に驚きました。いままで聞き取れなかった楽器の音も聞こえてきて、同じ曲なのに音の密度が全然違う曲になります。感動して2個目を買ってしまったのは良い思い出です。

言うなら、フラット系のCCA C12とZSXを混ぜて、解像度を高くした感じでしょうか。私にとっては、基本フラットで弱ドンシャリなので完全に好みの音です。

当然まだ現役で使っています。音楽・ゲームなんでもいけます。



KZ ZAS


KZ ZAS

発売:2021年6月 

このZASを聴くまでは、ZAXが多ドラハイブリッドイヤホンの完成形だと思っていました。

中華イヤホンとしては高価な部類に入りますが、中華イヤホンを初めて買うなら、黙ってこれを買っておけば後悔しません。迷う必要はないでしょう。

2020年に発売されたZAXで音が極まったように感じていたので、次に出る新型はこれ以上は無理なんじゃないかと思っていたら、ZASはまたZAXとは少し違った進化を遂げました。余計な心配でした。両方持っていても全然OKです。

ZAXと同じ構成で、片側7BA+1DD構成からZAXの後継機と言われています。ZAXと比較すると、低音がZAXより迫力があり、中高音に関してはZAXと同等で非常にクリアです。


一言で言うと、ZAXに低音の厚みを追加したのがZASでしょうか。

中高音の解像度はZASとZAXはほぼ同等だと思います。ZAXの方が上という人もいますので、もうそこは好みの世界でしょう。低音の迫力はZASの方が完全に上だと思います。ZAXの性能を落とさずに、低音を強化した感じでしょうか。

低音もただイコライザー的な強化をしたのではなく、低音のリアルな迫力が増しています。ズンズンと気持ちよく鳴ります。低音の効いた曲を聴くと、イヤホンからの音とはちょっと信じられないくらいです。

音楽を聴くのにメインで使っています。



買って良かったイヤーピース・ケーブル


さて、このような優秀なイヤホンを紹介してきたわけですが、標準のイヤピースとケーブルでは、さすがにその実力を最大限に発揮することはできません。

ここでは数々の中から、買って良かった・効果を実感したイヤーピースとケーブルをご紹介します。

final Eタイプ



まず愛用しているイヤーピースはこちらfinal Eタイプです。標準の付属品とは全然別物で、耳栓のようにフィットして外部の音を(ある程度)遮断して、音楽に集中できるようになります。

私はイヤーピースの効果は「音質そのものが変わる」というよりは、イヤーピースが耳栓としてしっかり機能することにより、音の聞こえ方が変わって、結果として「よく聞こえるようになって音質が良くなる」と言った方が正しいと思っています。

つまり逆に言えば、ちゃんと耳に合うイヤーピースをしなければ「よく聞こえるようにならない」→「音質が良くならない」です。

その点このfinal EタイプはSSからLLサイズまで各1つずつ入っているセットがあります。初めて買うときはこれを使って、自分の耳穴のサイズを手軽に知ることができます。次に自分のサイズがわかったら、追加で買うときはそのサイズのみのセットを買うことができます。効率よく自分に合ったイヤーピースを探せるので気に入っています。

NiceHCK C16-4 16芯イヤホンケーブル(銀メッキ銅)



効果を実感したケーブルはこちらです。標準のケーブルから交換することによって音に厚みが出るというか、重厚になるというか、音に迫力が出るようになりました。

実はケーブルに関しては、色々買ってきたのですが、いままで劇的な音質の変化を実感したことがあまりありませんでしたので、リケーブルによる効果には半信半疑でした。でもこの16芯のケーブルに変えたら、初めて大幅に音質の向上が体感できたので、やっぱりリケーブルは効果があるんだなと見直しています。

他社の16芯のケーブルでも同程度の効果が体感できますので、16芯を使うことになにかあるのかなと思っています。



こちらの日本で人気の8芯のNICEHCK LitzPS Proも持っているのですが、先ほどのNiceHCK C16-4のほうが音に迫力があって、ZASの特性とマッチしますので、NiceHCK C16-4をメインで使っています。

しかしボーカルメインで聴きたいとか、少し低音を押さえたいとかなら、NICEHCK LitzPS Proもおすすめです。純銀ケーブルなのでホワイトカラーでかっこいいです。人気があるのも納得です。


ちなみにAmazonでは、NiceHCK C16-4:4,390円(タイムセール 3,731円)、NICEHCK LitzPS Pro:5,550円(タイムセール 4,717円)ですが、AliExpressでセールを狙えば、NiceHCK C16-4:1,768円、NICEHCK LitzPS Pro:3,352円で買えます。

日本に到着するまで待つ必要がありますが、AliExpressで注文するのも良いのではないかと思います。私はAliExpressで買いました。


まとめ


ということで、いま中華イヤホンを買うなら断然KZ ZASがおすすめになります。そこまで低音が好きじゃないのであれば、KZ ZAXでいいのではないでしょうか。ZAXの方が少し安いですし。


ZASはセールによりますがAmazon価格6〜8千円で売られていますが、今後2-3万円程度出して買えるSONYやSHUREのイヤホンでは感動できないような気がしています。自分の安い耳が見事に調教されてしまいました。

仮に有名メーカーの、そこそこな価格のイヤホンがZASより良かったとして、耳がしょぼすぎて想像ができません。できたら買って確かめたいですが、そこまで資金があるわけでもないので、確認できないのが残念です。

とにかく中華イヤホンの音が良すぎて、それこそ20万円を超えるようなフラッグシップモデルを聞いて、初めて感動できるのでは?と言うような体にされてしまいました。中華イヤホン沼やばいです。

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