30秒でわかる!ノーベル賞の山中教授が作ったiPS細胞ってなんなの?

 京都大学の山中伸弥教授が、ノーベル医学生理学賞を受賞したニュースを見て、iPS細胞について素人なりに調べてみました!お役に立てれば幸いです!


iPS細胞とは


人工多能性幹細胞(iPS細胞) - Wikipedia

人工多能性幹細胞(iPS細胞) – Wikipedia

 困った時のwiki頼みということで、人工多能性幹細胞(iPS細胞)のページを参考に……

 要するに、iPS細胞とは「体を構成するすべての組織や臓器にすることが可能」な細胞のようです。
 具体的に何の役に立つのかというと、ヒトの患者自身からiPS細胞を樹立する技術が確立されれば、「拒絶反応の無い移植用組織や臓器の作製が可能になる」そうです。すげぇぇぇ!((((;゚Д゚))))

 今後の再生医療に利用するために、世界中から注目されているそうです!近い将来iPS細胞で自分の心臓を作って、心臓移植が可能になるかもしれません!これでアメリカ行かなくても済むようになりますね!





iPS細胞の実用化までの課題


 しかしながら、実用化までには課題がまだまだ残っているそうです。

課題1.癌化
課題2.複雑な組織や臓器への応用
課題3.拒絶反応

 この3つがwikiには挙げられていました。

 やはりどんどん増殖してしまうために腫瘍ができてしまうそうです。また複雑な組織や臓器への応用はまだまだ研究が必要とのこと。立体的な臓器を再現することも難しいそうです。そしてiPS細胞の作製の元になる細胞を提供した個体に戻した際に、拒絶反応はないだろうと期待されましたが、残念ながら拒絶反応が起きうることが判明したそうです。

 残念ながら実用化されるまでは、まだまだ課題が多いです。





iPS細胞の成果


脊髄損傷の小型サル、iPS細胞で歩けるように 慶応大

脊髄損傷の小型サル、iPS細胞で歩けるように 慶応大 – AFPBB News


iPS細胞、サル脳への移植成功 難病治療に期待

iPS細胞、サル脳への移植成功 難病治療に期待


 課題はいろいろとありますが、サルの実験では神経の難病治療に効果を発揮しているそうです。臓器ではなく、単純な細胞の代用であれば、人体へも比較的早期に実用化されるかもしれません。




iPS細胞の解説動画


2010年 京都大学 CiRA一般の方対象シンポジウム 高橋 淳 准教授
「iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の開発」



 iPS細胞を使って難病であるパーキンソン病をどのように治療するのか、一般向けに説明している動画です。素人向けなのですごくわかりやすいです!興味があればぜひ見て下さい!









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