3DSを分解するとメーカーの保証が受けられなくなります。また最悪故障の原因にもなりますので、自信のない方は作業を行わないで下さい。
3DS修理の参考価格|サポート情報|Nintendo
3DSを充電しようと電源コードをつないでも、オレンジ色の充電ランプが点灯しなくなってかなり経ちます。コネクタ接続部分の角度を変えると、ある角度になると充電ランプが点灯するので、それでずっとごまかして来ましたが、ついに何をやっても充電できなくなりました。
これは修理するしかないと、任天堂のHPを見てみると……
「電源ジャック(ACアダプタ差込部):4,320円」とか……Oh そんなにするんですか……
「コネクタ交換するぐらい、なんぼのもんじゃい!」ということで、交換修理してみました。
左から精密ドライバー、はんだ吸取線、はんだ、はんだごてです。はんだは細めがいいです。吸取線は壊れた充電コネクタを外した後に、余分なはんだを吸い取ってきれいにするのに使います。
3DSの裏面カバーを取り外します。
カバーは片側がツメになっていますので、ねじを緩めてスライドさせて外します。ねじはカバーからは外せませんので、目一杯緩めたらOKです。
裏面のカバーを外したら、バッテリーが見えました。バッテリーを交換したいだけなら、カバーを外すだけでできますが、電源コネクタを交換するには、さらにケースを分解する必要があります。赤丸の部分にネジがありますので、慎重に外して下さい。
ケースを開けると、裏面ケースにつながっているコネクタを外します。マイナスドライバーかツメで上に外せば、簡単に取れます。再度組み立てする際に忘れずに接続するようにして下さい。
次に壊れた充電コネクタの取り外しにかかります。コネクタ部品は6カ所接続されていますので、慎重にはんだを熱して取り外します。取り外したら、はんだ吸い取り線で余分なはんだを取り除きます。
交換する充電コネクタ部品はAmazonでいくらでも売っていますので、事前に準備しておきましょう。1個200-300円です。
半導体が1個数百円なので、正直、電子部品としては高いと思うので、微妙に納得いきませんが、任天堂に修理に出すことを思えば安く収まると考えるべきでしょうか。
交換が完了しました。少しはんだを多めにしてしまいましたが、問題なく充電できることを確認しました。あとは外した順番で組み立てて終了です。
全部で30分ほどで作業できました。分解方法を調べる時間を合わせて1時間くらいでしょうか。
事前に分解動画を見ておくとイメージしやすいのでおすすめです。参考になった動画を貼っておきます。
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