アノニマスが財務省や著作権団体にサイバー攻撃を実施!

 国際的なハッカーグループ「アノニマス」が、財務省や最高裁判所、民主党のサイトにサイバー攻撃を仕掛けました。攻撃の理由について、参議院本会議で違法なダウンロードへの罰則を盛り込んだ改正著作権法が可決・成立したことに対する抗議だとしています。財務省のサイトは書き換えられていましたね。



アノニマスって?


アノニマスって?

 Wikipediaによると、ハッカーと呼ばれるコンピューターマニアが、インターネット上の匿名掲示板のようなオンラインコミュニティで、緩やかにつながっている集団です。祭り・抗議行動・DDoS攻撃・クラッキングといった行為を行います。

アノニマス (集団) – Wikipedia

 先日、参議院本会議で違法なダウンロードへの罰則を盛り込んだ改正著作権法が可決・成立したことにより、日本政府や関係各所に抗議活動を行うとして、宣戦布告しています。




サイバー攻撃の標的


書き換えられた財務省のページ

 1部の書き換えられた財務省や関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所のwebサイトを筆頭に、最高裁判所・民主党・自民党など、一時つながらない状態になりました。

 一種の祭り状態になっていて、チャットやtwitterの意見で、次々とその攻撃目標を変えてきています。下記のtwitterアカウントやIRCチャンネルで攻撃の対象がわかります。

OpJapan Official – 攻撃と共に登録されたtwitterアカウント
・IRCチャンネル「#opjapan-jp」


アノニマス twitter

 twitter上の意見が、サイバー攻撃目標の参考にされており、6/28 1:30現在も日本音楽著作権協会(JASRAC)や経団連のwebサイトは表示されません。



 ページが改ざんされたものは、どうやったのかまったくわかりませんが、それ以外は単純なDDoS攻撃のようです。大量に情報を送りつけたり、アクセスしたりしてサーバーをパンクさせる手法です。

 単純な攻撃だけに、アクセスの極端に多い通信元を片っ端から拒否していくくらいしか対処法がありませんので、防ぐのが難しいと言われていますね。

 祭り状態が終息するまで、しばらく続きそうな感じです。



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