W3C、新しいWeb標準プロジェクト「Web Platform Docs」を立ち上げ!

 非営利のWeb標準化団体のW3C(World Wide Web Consortium)は、AppleやGoogleなどと共に、複数のブラウザや端末で同じように表示できるwebサイトを構築するための、信頼できる情報を集約するプロジェクト「Web Platform Docs」の立ち上げを発表しました!

Your Web, documented - WebPlatform.org

Your Web, documented – WebPlatform.org


Introducing Web Platform Docs(英語)

 こちらがそのW3Cが立ち上げたプロジェクト「WebPlatform.org」です。参加した企業は、Adobe、Apple、Facebook、Google、Hewlett-Packard(HP)、Microsoft、Mozilla、Nokia、Operaの9社という、そうそうたるメンバーで、OSやブラウザを作っている企業が含まれています!


 web開発者向けに、複数のブラウザやプラットフォームで、問題なく表示できるwebサイトの構築を目指して、ドキュメントやフォーラム、チュートリアルなどの情報ポータルを目指していくそうですよ!やっとこういった標準化の動きが加速しそうです!


 しかし今現在すでにさまざまなWeb標準が提唱され、それぞれ標準化作業が行われているそうで、下記の記事を見ると、とんでもないことになっているのが、おわかりいただけるかと思います……

HTML5を中心とした「Web標準」がどれだけあるのか、図にしてみると…… - Publickey

Web標準が提唱され、標準化作業が行われています

 これだけの標準が立ち上がっていますので、この辺りとの折り合いをどうするのかも、このプロジェクトの課題だと思います。正直W3Cが動くの遅すぎですね。




 とはいえ、最近ではPCよりもスマホやタブレットでネットを見る人が相当増えてきていますので、特にAndroid端末について、こういったW3Cがweb標準化を進める動きがあるのは非常に助かります。それこそ今後は、ターゲットの年齢層によって、スマートフォンやタブレットの方が重要になりつつあります。

 その証拠に、今でも本ブログのアクセスの中で、スマホかタブレットが現在約40%を占めていて、今でも結構多いと思います。今後どれだけ増えるのか予想もできませんが、スマホの利用者が増えておりますので、確実に増えることは間違いないでしょう。


 そういった中で、ある程度違いの激しいスマホの中身が標準化してもらえれば、プラットフォーム間の差異を埋めるのに力を裂かれず、本来のコンテンツの制作に全力を尽くせます!
 W3Cが主体となって、さらに大物の参加企業が多いというこのweb標準化プロジェクト、期待したいですよね!










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