次のiPad miniのRetinaディスプレイは、生産コストが30%上がる – The Mac Observer (機械日本語訳はこちら)
次期モデルにRetinaディスプレイの搭載が期待されているiPad miniですが、やはりというか、Retina化はコストアップに直結しているようです!
上の記事によると、ディスプレイパネル高解像度化、LEDバックライト強化、高解像度化によるGPU強化で、30%以上の総生産コスト増加になるそうです!
現在、iPad miniの販売価格が329ドルで、生産コストが188ドルとのことですが、さすがにここまでコストが上がってしまうと、Retina化することで値上は避けられないでしょうねー。
iPadの方はというと、ご存知の通り2012年にiPad2からiPad(第3世代)になった時に、Retinaディスプレイを搭載しています。この時の価格はどうだったかというと、下の表のようになります。
16GB | 32GB | 64GB | |
---|---|---|---|
iPad2 Wi-Fi | 44,800円 | 52,800円 | 60,800円 |
iPad2 Wi-Fi+3G | 56,640円 | 64,800円 | 72,720円 |
iPad Wi-Fi (第3世代) |
42,800円 | 50,800円 | 58,800円 |
iPad Wi-Fi+4G (第3世代) |
53,760円 | 61,680円 | 69,600円 |
このように、iPad2とiPad(第3世代)の価格を比較してみると、実はiPad(第3世代)の方が少し安くなっていたんですね!
これはディスプレイを高解像度化しても、iPadのサイズが大きいから部品が安くて作りやすかったのかもしれませんし、AppleがRetina化によって価格を上げなかった理由はわかりません。でもこのiPad miniのコストアップの話を聞くと、さすがAppleと思ってしまいます。
実際にiPad miniがRetina化されるかどうかは、決まったわけではないですし、全然わかりませんが、このiPadの時のようにAppleが価格を抑えてくれる可能性もゼロではありませんので、ぜひ健闘を期待したいところです!
Retina化も含めて、次のiPad miniも話題になりそうですね!