うほっ!無料とか!すげーってことで、早速「OSX Mavericks」にアップグレードしてみました。不具合やアプリの未対応にかなりビビってましたが、私の環境だとパッと見動かないのは、Finderをタブ化するXtraFinderと、「.DS_Store」ファイルを作成しないようにするAsepsisの2つくらいですね。
OSX Mavericksから、Finderに標準でタブ機能が搭載されていますが、正直これ使いにくいです。XtraFinderの方がずっと良いです。XtraFinder早く対応しないかな。
OS X Mavericksが公開、しかも無料! – GIZMODO
さてこのOSX Mavericksですが、GIZMODOの記事を読んでみると、OSX Mountain Lionよりも、メモリ圧縮技術が賢くなって、動作が速くなっているそうです。バッテリーも長持ちするとか。
早速アップグレードしてみると、体感ではあまり速くなったように感じませんでしたので、実際にベンチマークを測定してみました。
Xbench: Comprehensive Macintosh Benchmarking
測定に使ったのはこちらの無料ベンチマークアプリのXbenchです。設定は上の通りで、「Thread Test」はなぜか止まってしまうので、行いませんでした。
ベンチマーク測定結果(Xbench)
項目 | OSX Mountain Lion | OSX Mavericks |
---|---|---|
Results | 358.42 | 417.41 |
CPU Test | 314.25 | 371.26 |
Memory Test | 731.71 | 742.48 |
Quartz Graphics Test | 615.15 | 536.15 |
OpenGL Graphics Test | 216.66 | 292.96 |
User Interface Test | 273.42 | 339.78 |
Disk Test | 436.93 | 473.87 |
このような結果になりました!全体的にOSX Mavericksが勝っています。CPUやディスクのスコアも良くなっています。さすがですね!残念ながら「メモリ圧縮技術が賢くなって……」という割には、Memory Testの結果にはあまり出ませんでした。
気になるのが、Quartz Graphics Testが低くなっている点ですね。これは線を引いたり、円を描いたり、テキストを表示したりするグラフィック的なテストですが、実力を発揮できなかったようです。
全体的にはスコアがよくなっていますので、iMacの体感では差がわかりませんが、速くなっていると言えます。OSでこれだけ速度が変わるのであれば、無料でアップグレードできるわけですし、入れといて損はないです。
あとバッテリーも長持ちするらしいので、Mac Book Air or Pro使いのみなさまの報告待ちですね。
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