しかしこのプラグイン「Spammer Blocker」を入れることで、スパム判定されたコメントのIPアドレスを元に、同じIPアドレスからの書き込みを自動で拒否してくれるようになります！
目次
現状と問題点
いままでは、標準のプラグインである「Akismet」と、IPアドレスからアクセスを禁止にする「WP-Ban」というプラグインで、スパムコメントに対応していました。
スパムコメントは、一度書き込まれてしまうと、同じIPアドレスから、何度も繰り返し書き込みがされる特徴があります。
その特徴から、「Akismet」で判定されたスパムコメントからIPアドレスをメモしておき、「WP-Ban」の管理画面に直接メモしたIPアドレスを入力して、手動でアクセスを禁止にする方法を使っていました。
しかし大量にスパムコメントが溜まってくると、いちいちIPアドレスを登録していく作業が大変ですので、自動化する方法を模索しました。
Spammer Blocker
そこで導入したのが、WordPressプラグイン「Spammer Blocker」です。「Akismet」でスパム判定されたコメントのIPアドレスを自動で取り込んで、そのIPアドレスからのコメントを禁止にしたり、アクセス自体を拒否できるようになります。
IPアドレスを取り込んだら、スパムコメントは自動で削除されますので、手間がかかりません。
インストール
Spammer Blocker – WordPress Plugins
こちらからダウンロードしてプラグインフォルダにアップロードするか、管理画面プラグインの「新規追加」から検索してインストールして下さい。
使い方
インストールするだけで使えると思いますが、管理画面の説明をしておきます。
Access restrictions
アクセスの制限方法を設定します。コメントだけ禁止にするのか、それともアクセス自体を禁止にするのか選択します。
Disable commenting (recommended)：コメントを禁止
Disable access to the whole blog：アクセスの禁止
Detection of spammers
スパマーの検出方法を設定します。通常はFast methodで良いと思います。
Banned message
アクセス禁止にしたIPアドレス向けに表示される画面です。
Automatic IP address duplication
スパムコメントのIPアドレスを、Spammer Blockerに自動で取り込む設定を行います。通常ONで良いと思います。取り込んだ後は、「Delete all spam comments after the duplication is done」にチェックを入れておくと、スパムコメントは削除されます。
Adding IP addresses
手動でBanしたいIPアドレスを登録できます。
Banned IP addresses
現在登録されているIPアドレスが確認できます。前回のアクセスがいつなのかもチェックできます。
Forget about inactive spammers
非アクティブなスパマーを削除します。
このような感じでほったらかしにして、簡単に使えますのでおすすめです。
弱点としては初見のスパムコメントが防げないのと、IPアドレスのリストがすごく長いと処理が遅くなる可能性があるくらいです。
しかし、スパムコメントが書き込まれても、しばらく放置していれば、いつの間にかIPアドレスが登録されて、スパムコメントが削除されていますし、IPアドレスのリストもアクセスのないアドレスを、まめに消していればそれほど影響ないように思います。
なかなか使い勝手がいいので、このまましばらく使ってみようかと思っています。
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