1.Apple独自のマップを開発 これまでのGoogleマップをやめ、iOSからはApple独自のマップアプリに変更します。
そういえば、少し前にAppleやfoursquare、ウィキペディアが、地図データの使用料の関係で、GoogleマップからOpenStreetMapに変更するというニュースがありましたが、これに関連していたのでしょうか。
Googleマップ嫌われすぎ!foursquare、Appleに続きウィキペディアもOpenStreetMapに変更決定!
このように3Dビューの表示が可能になります。
マップに音声案内のカーナビ機能が付きます。
またリアルタイムな交通情報を取得します。さらにSiriとも統合し、音声で周辺情報の取得が可能になるそうです。これは使いやすそうです!すごい!
2.Siriを強化
Siriが強化されます。スポーツのスコアや希望のレストランを検索したり、FacebookやTwitterに投稿したり、アプリを起動させたりもできるようになるそうですよ。今後、BMW、GM、メルセデス・ベンツ、ランドローバー、ジャガー、アウディ、トヨタ、クライスラー、ホンダなどの車とも連携できるようにするそうです。
でもブツブツとSiriに命令しているところは、あまり人には見せたくないのは私だけでしょうか……( ;∀;)
3.Facebook統合
Facebookに投稿したり、連絡先にプロフィールを取り込んだり、今まで以上にFacebookと連携できるようになります。SiriからもFacebookに投稿可能になります。
4.Shared Photo Streams(写真の共有機能)
iCloudを通じて、iOS6デバイスまたはOSX Mountain Lionで、簡単に写真を共有できるようになります。それぞれコメントも追加できるそうです。Appleデバイス以外はWeb上で写真を表示できます。
またShared Photo Streamsは、iCloudストレージの容量を消費しないそうです!\(^O^)/ナイスです!
5.Passbookの追加
チケットやクーポンの管理するアプリが追加されます。このアプリそのものがチケットの役割をするみたいです。例えば、飛行機のチケットなら、「アプリを立ち上げチケットを選択しバーコードを表示、それを空港でスキャンすることによって使用する」といったスタイルになるようです。
また飛行機やイベントのチケットの場合、スケジュールと連動して予定日が近づくと、画面に目立つように表示します。またGPSとも連動していて、お店が近づくとそこで使えるプリペイドカードが自動的に表示します。
6.FaceTimeの強化
FaceTimeが3G回線でも使用できるようになります。(現状WiFi接続時のみ使用可能)
7.電話の呼び出し機能強化
電話が着信したときのアクションが増えます。例えば、電話が着信したときに出られない場合、即座に相手にメールが送信できたり、音声メッセージを相手に対して再生することができます。
また着信を抑制する時間帯を設定することができます。その際には特定の連絡先からは呼び出しを許可するように設定することができます。
8.メール機能強化
重要な相手だけを設定できるVIPメールボックス機能を追加します。重要なメールを確実に見ることができるようになります。また写真やビデオを簡単にメールに添付できるようになります。
9.Safariの強化
最速のJavaScriptブラウザに強化されます。
デバイスが違っていても共有される、iCloudタブが追加されます。これはiPhoneやiPadなどのデバイス間で開いているページや履歴をリアルタイムで共有するような機能ですね。
またオフラインリーディングリストが追加されます。こちらはwebページを保存して、オフラインで読むような機能では無く、単にリンクを保存しておくような機能のようです。
おわりに かなりの数の機能が追加されるようですが、全体的に見て「目新しさ」よりも「使いやすさ」にこだわっているように感じます。こんなバージョンアップなら大歓迎です。ジョブズ氏が亡くなって初めてのWWDCでしたが、方向転換するわけでもなく、さすがAppleだと思いました。
現在、開発者向けにiOS6 betaが公開されています。正式には秋頃に登場する予定です。楽しみですね!
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