……と勢い良く試してみたのですが、結論から言いますと、残念ながら今のところLINE上で、URLを効果的にアピールすることはなかなか困難でした……orz
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今のところ可能なアピール
URLを直接投稿する(タグは効かない)
まずはホームやタイムラインにURLを直接投稿する方法が可能です。ただしタグは効きません。また、投稿後にコピーが効かないためURLの手打ちになります。そのため投稿するURLは極力短く、わかりやすいものにする必要があります。LINEの性質上、リアル友だちだと思いますので、ブログであれば、事前にURLを連絡しておいて、更新したことを伝えるだけのスタンスがベターだと思います。ステータスメッセージに記入する
いまのところ、LINEには詳しく書き込むプロフィールはありません。唯一ステータスメッセージが書き込めますが、20文字しか入りませんので、短いURLをアピールするか、もしくはURLではなく目立つメッセージを書き込んで、友だちリスト上で注目を集める方が得策だと感じました。LINEの優位性が圧倒的すぎる!
急増するスマホ所有率!
中高生におけるスマホの所持率が急増しています。リクルートが行った「高校生価値意識調査2012」において、高校生の約4割がスマホを所有しているという調査結果が発表されました。確かに高校生の知り合いに聞くと、「クラスでは、ほとんどみんなiPhoneに機種変してる」と言っていました。一般層の所持率が約2割なのと比べると、若い世代におけるスマホは必須の道具になりつつあります。高校生のスマホ所有率、4割に急増…8割がSNS利用 – ASCII.jp
高校生価値意識調査2012 調査結果
そんななか、LINEの登録ユーザーが日本で2,000万人を突破したと報告されています。日本のFacebookユーザーは1,200万人と報告されていますので、すでにFacebookを超えており、今後もますますLINEの存在感は増して行くことが予想されます。
なにせFacebookと違って、LINEは取っつきやすいですから、幅広い年齢層のユーザーが存在するようです。
LINE 毎日利用しているユーザー 10代・スマートフォンから。Instagram 週に3~1回程度の利用頻度。Pinterest PCからの利用が7割弱
他のSNSとの違い、強制的に友だちを登録!
既存のSNSでは、友達と呼ばれるように、他人をつながる際には1人ずつコツコツとつながりを作っていく必要がありました。しかしこのLINEは違います。LINEのアプリをインストールする際に、スマホ自体のの電話帳を元に、LINEユーザーを探し出し、強制的に全員を自動で「友だち」としてしまいます。この仕様により、今のところリアルの電話番号を知っている人限定になりますが、LINEユーザーには「タイムライン」により、強制的に写真やテキストを使って近況などを知らせることができるようになります。(その仕様が良いか悪いかは別ですが……)
※強制友だち登録はオフにできます(標準はオン)。友だちのブロック方法や、相手の友だちへの追加の拒否などのプライバシー管理は下記のページに詳しく載っています。
プライバシー管理でLINEをより快適に使う方法 – LINE公式ブログ
LINEが思ったより使い勝手が良い!
LINEと言えば、スタンプを使ったチャット的な使い方が有名ですが、音声通話もなかなかです。仕事で遠方との電話にSkypeを使用していたのですが、なんとか声は拾えるものの会話は難しいレベルでした。しかし試しにLINEの無料音声通話を利用してみたところ、通常の電話まではいかないまでも、十分に実用できるレベルに進化していました。昔は頻繁に切断するなどひどかったのですが、大分改善されているようで、特定の相手とキャリアを超えて無料通話できるのはかなり便利です。
実際に役に立つアプリですので、スマホにインストールしておく理由は十分にあります。
今後のSNS化新機能の可能性
今回のSNS化新機能は、「ホーム」と「タイムライン」でしたが、これだけでSNS化が終わるわけがないと思っています。
単純に既存のSNSを見ても、友達を探す「検索機能」、twitterのフォロー・フォロワー的な「友達機能」、同様の趣味の人などで作る「グループ機能」などなど、導入の可能性がある機能はいくらでも考えられます。
ただその方向性は、初期のmixiのように仲間内だけの閉鎖的なSNSになるのか、それともtwitterのように気に入った人をどんどんフォローしていくような開放的なSNSになっていくのか、それともゲームなのか??今後の運営に注目です。
いまのところURLをアピールするところもあまりありませんが、SNS化していく段階で「自身のプロフィール」のページは絶対に必要ですので、最低でもこちらにwebサイトやブログのリンクを掲載できるようになる可能性も高いと思っています。
LINEの性質上、会社的なビジネス利用はなかなか難しいかもしれません。しかし前述の圧倒的に優位な”旬”のアプリですので、個人をブランディングした展開をしている方や、個人のwebサイトやブログをアピールするには、今後「濃い」アクセスを集めることができそうですよね!これを利用しない手はありません。
前述のように、SNSの方向性が気になりますが、いまのところ「ホーム」「タイムライン」だけでは、「いいね!をつけられる知り合いの多いtwitter」なだけなので、今後の動向に注目ですね!