しかし、この記事によると、実は米航空機大手ボーイングは、この電子機器の電波が航空機の運航に影響することを再現できていないそうです!
電子機器、ほんとうに航空機運航の障害になるのか? – WSJ日本版
飛行機に乗るとスチュワーデスのお姉さんに、目ざとく注意されるくらい電子機器はダメと言われると思います。しかし「米航空機大手ボーイングは、この電子機器の電波が航空機の運航に影響することを再現できていない」とのことです。
さらにこの記事では、
この問題を実例に基づいて検証するため、われわれは、昨年航空機を利用した米国人成人492人にアンケートを採った。その結果、40%が直近の離着陸時に電子機器のスイッチを完全には切らなかったと回答し、7%以上はWi-Fi電波のスイッチも切っていなかったと答えた。また2%は使ってはいけないはずの時間に電話を使っていた。
この結果より、
ざっくりと計算してみると、平均的な国内便で78人全員が完全に電話のスイッチを切っていた可能性はほぼゼロだったということだ。もしほんとうに電子機器が航空機の計器や通信機器に影響するなら米国内では毎日のように問題が起きているはずだ。
と結論づけています。
実際よく考えてみると、本当に電子機器の電波が障害になるのであれば、空港で携帯やPCが使えるのはおかしくありませんか?
特に携帯なんて、1kmくらいは電波が届くはずですし、飛行機の離着陸時が一番危険なはずなので、そんな空港で携帯が使えるなんて矛盾してますよね!っていうかかなりヤバイです。絶対携帯NGのはず!
ということは、全然影響ないんじゃないでしょうか……
でも明日からスチュワーデスのお姉さんに、携帯やiPadを堂々と使いながら「電波が障害になる根拠を示せ!」って鼻息荒くして詰め寄っても、ビンタされるのがオチなので、やめておきましょう!