もう近い将来実用化されそうなのをご存じでしょうか。
世界各国の研究機関がしのぎを削る開発を行っており、
軍用から民生用まで幅広い用途に用いるため、
研究がされているようです。
そんなロマンあふれるパワードスーツをご紹介しましょう!
目次
パワードスーツ系
ROBOT SUIT HAL
http://www.cyberdyne.jp/robotsuithal/現在最も有名なのがHALではないでしょうか。
アルピニストの野口健さんが、
HALを使って歩行が困難な障害者の方を背負いながら、
アルプスを登ったというニュースがありました。
人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から運動ニューロンを介して筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作しますが、その際に、微弱な生体電気信号が皮膚表面に漏れ出してきます。HALは、装着者の皮膚表面に貼り付けられたセンサでこの信号を読み取り、その信号を基にパワーユニットを制御して、装着者の筋肉の動きと一体的に関節を動かすのです。これによって動作支援が可能になります。
脳からの神経信号による生体電気信号を読み取るってところが想像もつきません。
荷物100kgで20km歩ける外骨格スーツ『Hercule』
http://wired.jp/2012/02/26/exoskeleton-legs-promise-superhero-strength/ユーザーの脚の動きに沿って動くので、すぐ装着に慣れるという。軍用品と民生品の両方を2014年に発売する予定だ。
「足の動きに沿って動く」とのことなので、「HAL」とは動かし方が根本的に違うのかもしれません。
90kgの荷物を運び時速16kmで走れる、強化外骨格パワードスーツ『HULC』
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51619985.html米Berkeley Bionics社が、米Lockheed Martin社と手を結び、米陸軍用に開発されたという外骨格パワードスーツ『HULC』は、重さ約90キロの荷物を楽に運ぶことができ、一瞬のうちに最高時速16キロで走れるようになるというスーパースーツ。リチウムイオン電池で、通常の速度で1時間歩き続けることが可能なんだという。
近未来の戦争ゲームのようです。米軍の動画ってゲーム的感覚的なもの多いですよね……
米レイセオン(Raytheon)社 SARCOS
http://www.raytheon.com/newsroom/technology/rtn08_exoskeleton/人間の筋肉の特性に近い流体シリンダーを使用して、軽快な動きを可能としているそうです。
東京理科大学 マッスルスーツ
http://ichigaya.keizai.biz/headline/172/(着用することで)筋力がアップするスーツと勘違いされがち。普段持ち上げられないものが持ち上げられるようになるのではなく、人工筋肉によって負担が軽減するスーツ
こちらは介護や医療目的に開発されているようです。
パワーローダー系
パナソニック株式会社の社内ベンチャー、アクティブリンク株式会社による パワーローダー
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/column/review/20090513_153651.html
目標は、床上に置かれた重量100kgの物体を軽々と高さ2mまで持ち上げ、思い通りの場所に運べるようにすること。「100kgの荷物を、人間の直感的な動作、『自分が100kgのものを扱っている』というイメージで運ぶことができるものを目指したロボット」だという。
まさに映画「エイリアン2」に出てくる、
パワーローダーという作業機械がコンセプトとのことです。
たしかに、そっくりですね!