PageSpeed Service – Google Developers
Googleは「Page Speed」というFirefoxアドオンを出していて、webサイトの問題点を解析するようなツールでしたが、今回の「Page Speed」は少し違うようです。
今回の「Page Speed Service」はGoogleがwebサイトのページの読み込みを自動的に最適化し、ブラウザの表示も含めて高速化するサービスとのことです。
webサイトのデータは、Googleのサーバー上で高速化され、そのまま運用されます。DNS CNAME(Canonical Name)をGoogleのサーバーに設定し、リクエストを転送しますので、ドメインはそのまま使えるそうですよ。
Page Speed Serviceの効果をテストする
WebPagetest – Comparison Test
ページの読み込みを最適化して、どのくらい高速化できるかは、webサイトによって違うそうです。事前にテストができますので、本ブログ「ウェブソク」をテストしてみました。
テストは少し時間がかかりますが、待っていると結果を報告してくれます。
このようなテスト結果になりました。「Original」が文字通りそのままで、「Optimized」が最適化後になります。下にはページが表示される状態を、動画で比較できるようになっています。「ウェブソク」の場合、なんと「Page Load Time」が18.118秒 → 5.304秒と大幅にダウンしました!
裏で動いているJavaScriptなどが全て終了する時間が、このテストによると18.118秒らしいのですが、実際には読み込み途中でも十分ブログを見ることができますので、ここまでひどくはならないとは思います。しかしこの結果を見れば、導入すればかなり効果が期待できそうです!
本ブログはうまく最適化の効果が出ましたが、逆に変わらないwebサイトもあるそうなので、一度効果の程をお試しいただければと思います。
Page Speed Serviceのサインアップ
「Page Speed Service」を利用するには、上記の「Sign Up for Bata」のボタンをクリックします。
Googleアカウントのメールアドレスと、高速化したいwebサイトのアドレスとアクセス数を記入して、送信します。
「Thanks! Your response has been recorded.」と表示されれば受付完了です。このあとドメインの設定の指示などが来るはずですね。(混雑しているようでまだ来ていませんが……)
このような流れでサービスを使用するようです。慣れればたいしたことない作業だと思います。この程度で大幅な高速化が見込めるのであればそれもありかもしれません。
ただいろいろと確かめたいところがありますね。
1.Googleサーバー上の高速化済みデータはのように更新するのか。(自動or手動?)
2.ブログのようにコメントを入力した場合はどのように動作するのか。
3.動画など含まれていた場合の動作。
特にブログでは、このように細かいところを確認する必要があるように思います。
おわりに 先に書いたように、いろいろと細かいところを確認する必要はありそうです。
でもそんなことより、私ならこのサービス自体、サーバーに膨大なデータを入れないといけませんので、あっという間にパンクしてしまわないか心配になりますが…… そんなことはとっくに乗り越えているのでしょうね…… さすがGoogle先生と言わざるを得ませんね。