埋め込みYouTubeをパラメーターで高画質にする
パラメーターとは
パラメーターとは、ものすごく簡単に言うと、URLの最後に文字を追記することで、YouTubeの動画プレーヤーに変数を渡すことができるものです。YouTubeの動画をURLにこのパラメーターを追記することによって、高画質の動画に切り替えます。
【URLのパラメーター】 http://www.youtube.com/embed/U5G-umlQR5U?vq=hd720
この「?vq=hd720」の部分がパラメーターです。「vq」の変数の中身を「hd720」として渡すことができます。これを使って埋め込んだYouTubeの動画を高画質に設定します。
【URLのパラメーターの書式】 http://●●●.com?a=□□□&b=◯◯◯&c=△△△
書式はこのように、最初は「?」であとは「&」でつないで、いくつでも変数を渡すことができます。これを使って、YouTubeの動画プレイヤーを設定します。
パラメーターを埋め込みタグに追加する
【YouTubeの埋め込みダグ】 <iframe width=”600″ height=”338″ src=”//www.youtube.com/embed/U5G-umlQR5U?vq=hd720” frameborder=”0″ allowfullscreen></iframe>
埋め込んだYouTubeのタグは、このようになっていますが、URLの部分の最後に「?vq=hd720」を付け加えることによって、高画質で再生されるようになります。ただし高画質で再生するには、高画質の動画がYouTubeにアップロードされている必要があります。(この場合はHD720p 横1280ピクセル×縦720ピクセルが必要)
vq(ビジュアルクォリティ)の設定は以下のとおりです。
【vqの設定】 vq=hd1080 画質1080p 1920ピクセル × 1080ピクセル HD画質
vq=hd720 画質 720p 1280ピクセル × 720ピクセル HD画質
vq=large 画質 480p 854ピクセル x 480ピクセル
vq=medium 画質 360p 640ピクセル x 360ピクセル
vq=small 画質 240p 640ピクセル x 360ピクセル
※URLに何もパラメーターをつけなければ標準の360Pとなります。
とりあえず、YouTubeの動画を埋め込む時に「vq=hd720」としておけば、HD画質でアップロードされていればHDで、なければ標準の360Pになります。
標準画質とHD画質と比較
映画オブリビオンの予告 360P
映画オブリビオンの予告 HD720P
やっぱりHD画質のほうがきれいです。音楽PVとかだと、音質も良くなる場合もありますので、HD画質の設定は必須でしょう。
その他のパラメーター
その他のYouTubeに使えるパラメーターは、説明し切れないほど数多くあるのですが、よく使う便利なのが動画のスタート時間を設定する「start」というパラメーターです。
<iframe width=”600″ height=”338″ src=”//www.youtube.com/embed/_-uJtaZPdWc?vq=hd720&start=75” frameborder=”0″ allowfullscreen></iframe>
このように設定すると、HD画質の75秒から動画がスタートします。下のようにサビから再生することも可能です。(いい歌なので後で全部聞いてみて下さい)
Mr.Children – 祈り ~涙の軌道 -75秒のサビから開始
PVなどで曲が始まるまでが長い場合がありますが、そういう時に便利です。また動画の最初に宣伝が入っている動画にも使えます。
YouTube 埋め込みプレーヤーのパラメータ – Google Developers
詳しくパラメーターを知りたい方は、Google Developersのヘルプを参考にどうぞ!動画再生終了後に関連動画を表示するかどうかとか、自動再生するかどうかなど、細かくいろいろ設定できます。
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