高速化
【CDNサーバーでWordPressを高速化】
プラグインで高速化して、さらにCDNサーバー「CloudFlare」を導入するのが効果的です。無料でできますので、導入方法は下の記事をご覧ください。
「CloudFlare」で無料で簡単にWordPressをさらに高速化する方法!
いろいろ研究しましたが、今のところWordPressの高速化は、オーソドックスなこの5つで落ち着いています。
・Quick Cache
・WP File Cache + MO Cache
・DB Cache Reloaded Fix
・Lazy Load
・CloudFlare(無料CDNサーバー) WordPressがいつ壊れても、すぐに新しいWordPressが立ち上げられるように、できるだけ簡単で設定がほとんどないことを重視しています。
Quick Cache
Quick Cache – WordPress.org長い間WP Super Cacheを使ってきましたが、最近はWP Super Cacheを改良したプラグインQuick Cacheを使っています。
WP Super Cacheを使うためには、WordPress内の特定のフォルダにファイルを追加する必要がありますし、.htaccessなどに追記が必要です。アンインストール時もこれらのファイルや追記が残りますので、手間がかかります。
その点、Quick Cacheはインストールして有効化してしまえば終わりです。設定もわかりやすいですし、お手軽で気に入っています。
効果はWP Super Cacheと、Quick Cacheでは、体感で差は感じません。
WP File Cache + MO Cache
WP File Cache – WordPress.orgMO Cache – WordPress.org
WP File Cacheは、オブジェクトキャッシュ系プラグイン、MO cacheは言語ファイルをキャッシュするプラグインです。この2つはセットで使います。W3 Total Cache(オブジェクトキャッシュ機能)+ MO cacheでも可能です。
WordPressは、翻訳ファイルであるmoファイルの読み込みにすごく時間がかかっています。それをキャッシュして読み込み時間を短縮させるのが、このプラグインです。この辺りの説明は以下のブログが詳しいので、興味のある方はご覧ください。
WordPress をたった3分で3倍高速化する方法 [MO Cache] – カワイイはつくれる
DB Cache Reloaded Fix
DB Cache Reloaded Fix – WordPress.orgこちらはデータベースとのやり取りをキャッシュして、クエリ数を減らし高速化するプラグインです。データベースとのやり取りが速くなりますので、管理画面まで速くなります。
Lazy Load
Lazy Load – WordPress.org画像のみを遅延ロードさせて、画面に表示している部分の画像のみ読み込むようにするプラグインです。表示領域の画像しか読み込みませんので、ブログの読み込み時間をかなり短縮させることができます。
【メモ】 似たようなBJ Lazy Loadというプラグインがありますが、そちらはCDNサーバーのCloudFlareと相性が悪いようです。CloudFlareのロケットローダーという、Javascriptのキャッシュサービスとの相性が悪く、バグで動かない場合があります。もしBJ Lazy Loadを使う際には注意しましょう。
投稿強化
AddQuicktag
AddQuicktag – WordPress.org「投稿の編集」画面にタグやテキストのショートカットを設定できます。よく使うタグを登録しておけば、記事を書く作業の短縮になるでしょう。スタイルシートのクラス名もいちいち覚えなくても、これに登録しておけばokです。
便利なのは、テキストを範囲指定して、それらを登録しておいたタグで挟むように追加することができます。また大量に登録していても、このプラグインに単独でエクスポート・インポート機能がありますので、サーバーを引越ししたり、WordPressを新しくインストールする際にも登録データの移設に問題ありません。
brBrbr
WordPress改行プラグイン – CamCamWordPressの改行はノーマルの状態ですと、基本的には[Enter]でpタグが入り、[Shift]+[Enter]でbrタグ自動的に入るような仕様なのですが、編集していると勝手に思いもよらないところにpタグ入ってしまったりして、少し使いにくい編集画面です。
このプラグインを導入すると、記事全体をpタグで囲い、そのpタグ内は全てbrの改行としてくれますので、見た目通りの編集が可能となります。ビジュアルエディタで使いたい場合は少しファイルの編集が必要になります。
あとこのプラグインを導入していると、記事内が全て一つのpタグ内入りますので、記事内でhタグやdivタグなどを使用したい場合注意が必要です。そんな時には、プラグインのファイル内(brBrbr.php)の下記をコメントアウトしておけば、pタグは追加されないようになりますので、適宜変更してください。
brBrbr.php の下記の部分を、
$brbr="<p>n".$brbr."</p>n";このようにコメントアウトする。
//$brbr="<p>n".$brbr."</p>n";
Duplicate Post
Duplicate Post – WordPress.org記事を複製するプラグインです。この記事のように、過去に似たような記事を投稿していて、新しく更新した記事を書きたいときに便利です。
使う時だけ有効化して、記事の複製をしない時には無効化しておくのが良いです。
EXIF-Remove-ImageMagick
Exif-Remove-ImageMagick – WordPress.orgWordPressに投稿される画像のExif情報を全て自動削除します。
特に携帯やスマートフォンから画像を投稿する際、うっかり位置情報を添付したままにしてしまう問題がありますが、このプラグインを導入しておけば、画像を投稿する際に、位置情報を含めてExif情報を全て削除しますので安心です。
特にモバイル端末からWordPressに投稿するなら必須のプラグインです。
Disable Revisions and Autosave
WordPress Disable Revisions and Autosave pluginsWordPressは投稿の編集部分を、自動的に保存してリビジョン管理をしています。その時編集した履歴を頻繁に自動保存しますので、データベースが肥大化します。このプラグインは、データベースに余計なデータを保存させないように、そのリビジョン管理を停止させます。
このプラグインを有効にしている場合、「下書きとして保存」するか「更新」のボタンを押さない限り保存されませんので、注意が必要です。
Smart Update Pinger
Smart Update Pinger 日本語化版Pingは記事を更新したことを検索エンジンなどに知らせる仕組みですが、これはPingを使いやすい状態にしてくれるプラグインです。
WordPressは標準だと投稿した時だけではなく、記事を変更して更新した際も全てPingを発信します。あまり頻繁にPingを発信すると、各検索エンジンやブログランキングなどに、スパムだと勘違いを与えてしまいます。
このプラグインは記事を初めて投稿した時のみPingを発信するようにするのと同時に、任意で発信できるようにします。またPing送信のログも表示してくれますので、送信先のエラーを容易に発見することができます。
主な検索エンジンなどのPing送信先 ※2013年09月02日現在
上記でGoogleやYahooなど、主だった箇所は網羅していると思います。全て送信に成功しているアドレスなので全て生きていると思います。ブログランキングが混ざっているかもしれませんが、適宜削ってください。
Faster Image Insert
Faster Image Insert – WordPress.org画像の追加を強化します。記事の編集枠の下に画像を直接アップロードできる枠ができます。
また複数の画像を一括アップロード、及び記事に一括貼付が可能になり、画像を扱うのに便利です。
Redirection
Redirection – WordPress.orgさまざまな条件でリダイレクトを設定するプラグインです。例えばパーマネントリンクが変わってしまった時、記事の旧リンクから新リンクに転送することが可能です。転送した回数も閲覧できます。
なにか転送する必要が出てきたら、このプラグインで決まりです!
Regenerate Thumbnails
Regenerate Thumbnails – WordPress.orgメディアライブラリに登録している全画像の、サムネイルを再生成するプラグインです。ブログのテンプレートを変えた時、今までのサムネイルの大きさが合わなくて困ることってありますよね?そんな時に便利です。
使わない時は、無効化するか削除しておきましょう。
Search Regex
Search Regex – WordPress.org全ての記事の中を検索・置換することができるプラグインです。
このように検索結果を表示しますので、目で確認しながら置換することができます。CSSのクラスを変更したいときなどに便利です!使わない時は無効化しておきましょう。
WordPressで全記事のタグを簡単に一括置換する方法!
TinyMCE Advanced
TinyMCE Advanced – WordPress.orgビジュアルエディタを強化するプラグインです。Word感覚で編集が可能です。
この派生系のプラグインで絵文字を入力できるようになったり、探すといろいろ出てきます。WordPressに慣れていない人が投稿する必要がある場合は、入れてあげたほうが親切かもしれません。
私自身ビジュアルエディタは使わないのであまり詳しくないのですが、もっと強化できるプラグインがあるかもしれません。おすすめがあれば教えていただけると助かります。
表示強化
EXIF-Remove-ImageMagick
Exif-Remove-ImageMagick – WordPress.orgWordPressに投稿される画像のExif情報を全て自動削除します。
特に携帯やスマートフォンから画像を投稿する際、うっかり位置情報を添付したままにしてしまう問題がありますが、このプラグインを導入しておけば、画像を投稿する際に、位置情報を含めてExif情報を全て削除しますので安心です。
特にモバイル端末からWordPressに投稿するには必須のプラグインです。
Broken Link Checker
Broken Link Checker – WordPress.org記事内のリンク切れをチェックします。異常のあるリンクが見つかったら、管理画面にリストアップしてくれますので便利です。またリンクが切れていたら、そのURLに取り消し線を自動で追加します。
記事内のリンク切れは、Googleの評価を下げる原因にもなりますので、このプラグインでマメにチェックしてリンク切れが出ないように、メンテしておきましょう。地味ですが必須プラグインです。
Syntax Highlighter for WordPress
Syntax Highlighter for WordPress – WordPress.orgコードを色分けして表示するプラグインです。サポートしている言語は下記です。
AS3, Bash, C, C++, C#, ColdFusion, CSS, Delphi, diff, Erlang, Groovy, Java, JavaScript, JavaFX, Perl, PHP, Plain Text, Python, PowerShell, Ruby, Scala, SQL, VB, VB.NET, XML, and (X)HTML.
このように多くの言語をサポートしています。使い方は非常に簡単で、[(言語名)](コード)[/(言語名)]といった形にします。(言語名)の箇所をphpやcssなどと記述します。
このように背景や文字色のテンプレートは数種類選択できます。
a= b + c;
test();
function test(){ d = e * f;}
コードを記事に書くなら、必須のプラグインと言えます。ただコード書かないなら重いので入れないほうが良いです。
Category Order
Category Order – WordPress.orgカテゴリーを任意の表示順に設定可能にしてくれるプラグインです。WordPressは標準では、カテゴリーの表示順を変更できません。
WP-PageNavi – WordPress.org
ページに下記のような目次を追加するプラグインです。
テンプレートindex.phpのページナビゲーションの部分を修正します。
posts_nav_link(’ — ‘, __(’« Previous Page’), __(’Next Page »’));
↓
wp_pagenavi(); または wp_pagenavi_dropdown();
WordPress Popular Posts
WordPress Popular Posts – WordPress.orgアクセスの多い記事の人気ランキングが作れるプラグインです。有効化することで、Wordpress Popular Postsというウィジェットを配置して人気ランキングが追加できます。
アクセス数は24時間・日・累計と切り替えることができます。
SEO
All in One SEO Pack
All in One SEO Pack – WordPress.org記事毎にタイトルや説明文を入れる便利なプラグインです。検索エンジンの評価が記事単体を重視されるようになりつつありますので、絶対に導入しておきたいプラグインです。
各記事の編集画面下の箇所にこのプラグイン用の入力画面が表示されますので、そこに各記事に応じたタイトル、説明文、キーワードを入力すると良いでしょう。
このように記事毎に設定できます。
その他私は他の手段を使っていますが、最近ではGoogleの重複コンテンツ対策「Canonical URLs」ができたり、ウェブマスターツールと連携できたり多機能です。
Google Analytics for WordPress
Google Analytics for WordPress – WordPress.orgGoogle Analytics用のコードをページに追加するプラグインです。テンプレートに直接追加しても良いのですが、このプラグインで一括管理したほうが良いかと思います。
Google Analytics
Google XML Sitemaps
Google XML Sitemaps – WordPress.orgGoogle、Yahoo!、bingの検索ロボットに対応するXMLサイトマップを、自動で生成します。GoogleやBingのウェブマスターツールの登録も一緒に行いましょう。必須プラグインです。
Googleウェブマスター ツール
bingウェブマスター ツール
モバイル
Ktai Entry
Ktai Entry – WordPress.orgKtai Entry (メール投稿プラグイン)
メールを使用して記事の投稿ができるようになります。
使い方は、まずメール投稿用の専用メールアドレスを作成します。そしてそのメールボックスの中身をWordPressが定期的に読みに行き、新着メールが到着していれば、そのメールを投稿する仕組みです。テキストと画像を1枚まで投稿することが可能です。
投稿するメールに携帯用のデコメのデータなどを貼り付けてしまうと、エラーになるので注意してください。取り込みに失敗した場合、メールボックスにメールが貯まっていきますので、1度メールボックスの中身を削除すると復旧します。
Ktai Style
Ktai Style – WordPress.orgKtai Style (携帯対応プラグイン)
有名な携帯表示用プラグインです。ばっちりガラケーの表示に対応してくれます。デザイン的にはテキストベースで罫線の色違いのテンプレートが数種類となります。スマートフォン表示用プラグインWPtouchなどとも共存可能です。便利ですので導入しておいて損はありません。
WPtouch
WPtouch – WordPress.orgスマートフォン表示用のテンプレートプラグインです。導入するだけで簡単にブログをスマートフォン対応にしてくれます。携帯用プラグインKtai Styleと共存が可能です。スマホサイトを作っている時間がなければ、とりあえず入れておきましょう。
データベース
WP-DBManager
WP-DBManager – WordPress.orgデータベースのバックアップや修復・最適化をしてくれるプラグインです。サーバーでphpMyAdminを使わなくても、管理画面上でデータベースをある程度管理できるようになります。
定期的にバックアップを取ることもできますし、バックアップファイルをメールに添付して送信することもできます。かなり便利ですので、インストールしておいて損はありません。
セキュリティ
Akismet
Akismet – WordPress.orgコメントスパムを排除してくれるありがたい優秀なプラグインです。これは最初から本体に付属していますが、WordPress.com か Akismetのサイトに登録してAPIキーを発行してもらい、Akismetの設定画面から入力しなければ使えませんのでご注意ください。
WordPress.com で登録するのがおすすめです。こちらでユーザー登録すると他のプラグインにもAPIキーが共有できるそうです。(私は他に共有したことありませんが……)
WordPress.com ユーザー登録画面
Throws SPAM Away
Throws SPAM Away – WordPress.org強力なコメントスパム対策プラグインです。コメント欄に日本語の文字列が入っていないと、コメントを無視します。ほかにもNGワードを設定できたり、IPアドレスによるコメント投稿制限ができます。
コメントスパム判定されたIPも自動でブロック!「Throws SPAM Away」
スパムコメント退治に効く!アクセス禁止に使うIPアドレスの簡単技!
その他
registered-users-only-2
Registered Users Only 2 – WordPress.orgブログにID,PASSをかけ閲覧者を限定します。ID,PASSは事前に投稿者・編集者などでWordPressに登録します。Wordpressは複数ブログにしている場合など、BASIC認証がうまく働いてくれない時、制作途中で一般公開したくないときに使用すると便利です。もちろん会員制のブログを運営したいときにも使えます。
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