ユーザー数の伸びが大きく鈍化
フェイスブックの成長、頭打ちの兆し
フェイスブックの米国のユーザー数の伸びは大きく鈍化した。調査会社のコムスコアによると、4月の米国のユニークビジター数は1億5800万人に増えたが、前年同月からの伸びは5%にとどまった。
それと同時に、人々が同社サイトで過ごす時間(エンゲージメントとも呼ばれる)の伸びも鈍化している。コムスコアによると、ユーザーが4月に同社サイトで費やした時間の平均は6時間強で、前年同月から16%増加した。しかし、伸びは11年の23%、10年の57%を下回った。
このようにユーザー数の伸びが鈍化したことで、Facebookの成長が頭打ちになったと報じています。
また株式にもその影響は顕著に表れています。最近NASDAQに上場したFacebookですが、業績の悪化を懸念され、上場以来売られ続けていますが、今回さらに成長が急減速したことが数字で証明されたため、ますます投資家から失望されるのは明らかですね。なんのためのIPOだったのか……
「アメリカ人がSNSやFacebookに疲れている」という話も聞きます。2011年以降、アメリカ国内のFacebookユーザー数が減少に転じている他、コミュニケーションツールとしての利用も減ってきているそうですよ。プライバシーが何もかもあらわになることに会員が抵抗感を示し出したとか。
フェイスブックから離れ始めたアメリカ人
2011年に入ってユーザー数減少 本家米国で「フェイスブック疲れ」
「フェイスブックはもうダサい」米で若者のフェイスブック離れが進行中
アメリカの後を追っている日本にも、遠からずこのようなことが起こるのかもしれません。確かに考えてみれば、あれだけもてはやされたmixiですら、たかだか数年で人が離れてしまって過疎化が深刻なレベルだというのですから、笑えませんね。
mixiが身売りを検討中と話題に!同社は否定していますがあり得る話です!